子育てに関するモヤモヤ解消します!

【不幸の始まり】親が子供に八つ当たりする危険性【生命の危機】

  • URLをコピーしました!

こんにちは!みちしるべです!

先日、街を歩いていたら親に怒られた後に無視して歩いているお父さんと、どうしたらいいかわからなさそうな顔をして立っている女の子を見かけました。

ここに、「これは、娘のトラウマの危機だな〜」と思ったので記事にしていきます。

結論から伝えると、これは親子関係の危機であり、子供の将来に深い影を落とすことになります。

子供は、親が保護しているから生活できています。そのため、子供にとってこれがどれだけの危機かを説明した上で、子供の身の危険を回避するように関わってほしいと思って記載します。

この記事で書く内容は、本来であれば当の本人(その親御さん)に読んでもらいたいですが、そういう人が果たしてこういう情報にアクセスするのかが心配です。届くことを願って記載していきます。

目次

子供にとっての生命の危機

本能的に子供は親に助けてもらう生き物

人間の子供は、生まれた瞬間に立ち上がることはありません。

他の哺乳類は子供がいち早く立ち上がる動物が多いのに、人間は子供が立つまでに約1年の歳月を要します。

自立するのにおおよそ20年ほどの時間を要して、知識の定着と精神的な独立を果たしていきます。

その中で、さまざまな心理学者が自立するまでを科学するくらいには、人間の成長は研究されるテーマになっています。

これが人間に必要な進化といえばその通りです。

つまり、人間は親や周りの大人に助けてもらう形で生きられるように進化してきました。家以外にも子供が集団で育つ環境も整いました。

生まれてきた子供が最初にできることは、「声を上げて」「泣く」ことのみで、存在や要求の認知をしてもらいます

最初の食事も親が与えています。(授乳という形で)

「助けがない=死」という現実

しかし、子供は泣くことを通して存在を認知してもらえない限り確実に死を迎える存在です。

だいたい毎年、夏か冬に子供が車に放置されて、、系のニュースが流れています。子供は自力でできることに限度がある存在です。

大人の感覚で子供に接すると、子供がどれほどの危機に巻き込まれかけているかよくわかります。

実は結構なヒヤリハットを避けているものです。

そのため、子供のマインドや無意識の中には、「大人、特に親に見捨てられたら命に関わる」ということがインプットされていることを前提に置いてください。

大人に無視される子供

無視された時に子供が起きること

今回の記事の件でいうと。

親:子供を無視している状況

子供:親に無視されて困っている状況

親はどうやら子供がゆっくりしてて、時間がないことに対して子供に怒っていたようです。

「時間を守ること」については、教える必要はあります。。叱ることで子どもにしっかりと教えることが必要な場合もあるでしょう。

ここで問題なのは、「無視」をするという行動です。この行動は、簡単にいえばただの八つ当たりです。

子どもに反省を促すことや、自分の怒りを子どもに押し付けているだけで、子供はただ困ってしまっています。

これは「罰」に相当します。以後、子供は時間を守るようになるでしょう。その根本的な行動理由は「お父さんに無視されたくないから」です。決して「時間を守ることは、人との約束を守ること」や「誠実に人と関わっていくこと」から行動するのではないでしょう。

つまり、子供の行動の目的は「人に怒られないため」「人目が気になるため」と、人から生命を脅かされないために変わってしまうのです。

これが、子どもにとってトラウマになります。「友達に無視されないために」人との関係を取り繕ったりするのはその典型です。

繰り返される過去の傷や痛み

これら子供の頃にどうしようもなくつけられた痛みや傷は、似たような状況下で同じ選択をします。

それは、その子が大人になった時に子どもに接する態度にも出てきやすくなります。

親は子どもに似るのは、基本的な振る舞いや言動は親との接触の中で学ぶためです。

外面がいい親でも、家庭の中で暴君であれば、同じような親が誕生します。

その環境の中で、違う考え方を取り入れられる人でない限り、親のスタイルは引き継がれます。

そのため、「夢を諦めた人」が、何も考えないで大人になると「夢を諦めさせる人」として子供の前に立ちはだかるのです。

対策方法

こればかりは、大人が子供としっかり会話することです。

子供の気持ちや大人の意見や気持ちを対等な関係で話すことや、叱ること(感情をぶつけることではありません。)です。

以下の記事を参考にしてみてください。

まとめ

子供は大人を信頼するしかない

子供はその運命上、大人を頼らざるを得ません。

そのため、子供はいつでも生命の危機を感じています。しかし、安心して幸せな子どもに育つには、「私は存在するだけで十分な存在なんだ」とまず自分を肯定することが大事です。

だから、挑戦するし、失敗しても立ち上がってきます。

しかし、大人が子どもに「罰」を与えること、大人都合の「感情」をぶつけることで、子供は将来頑張ることに対して二の足を踏むことになります。それはトラウマ体験からくる行動の選択だからです。

子供の将来を考えたときに、細かいようなことでも子供としっかり対話し、学びを得ていくことが子どもにも大人にも大事です。

無視ほど怖い物はない。人は存在を認められて喜びます。

子供も大人も人との関わりでしか生きられないだから、大切にしてあげましょう!

それではまた!

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

目次